■このブログでは、余計なことはダラダラと書きません。すぐ解決できるよう、解決策を先に書いています。

2017年5月20日土曜日

Windows10で消えたデスクトップボタンを復活する方法―コマンド不要で

Windows10には、デスクトップを表示するボタンがありません。

ないことはないのですが、ボタンでなく、針のように細い線になりました。

タスクバー右端の縦線がそれ(画像の矢印の先)

こんな細い線どうやって押すんだ?―マイクロソフトの開発者に聞いてみたい。

とにかく押すコツは、マウスポインターを右端へ向かってグイグイ動かして、マウスポインターが消えたところでクリックすると、めでたく反応します。

ですが、消えた物をクリックするなんて、悲しいやり方です。

■ショートカットキー

キーボードのショートカットキーを使う方法もあります。 

[Win]キーを押したまま[D]キーを押すと、デスクトップが表示されます。

でもこれは画面から一旦目を離して、キーボードに指を持っていかないといけません。

1秒も惜しんで仕事をしている身には、キーボードを見て、小さい[Win]キーを小指で押して~なんて流暢なことはやってられません。

やはり今までのように、きちんとしたボタンをマウスの1クリックでやりたいです。

■ボタンを作る方法

1.「デスクトップの表示」のショートカットを作る方法

デスクトップを表示するショートカットを作って、タスクバーにボタンとして入れる方法です。

この方法は、ショートカットを作るときに、ワケのわからない長い呪文(コマンド)を打ち込む必要があります。

私の理解をこえたやり方なので、やめました。

2.クイック起動でやる方法

タスクバーにクイック起動(Quick Launch)を入れると、デスクトップボタンが自動で入ります。

クイック起動を作る方法:

(1) [タスクバー] を右クリックして [ツールバー] から [新規ツールバー] をクリックします。
(2) 次に、フォルダーの欄に「shell:Quick Launch」と入力して [フォルダーの選択] をクリックします。
(3) これでタスクバーに[Quick Launch]の表示が出るので、そこを右クリックして、 [ボタン名の表示]、[タイトルの表示]のチェックを外して、ボタンだけ見えるようにします。
(4) ボタンが小さすぎるなら、[表示]で大きくできます。

矢印の先が、自動で入ったデスクトップボタンです。

■解説

なぜクイック起動に、入れてもないデスクトップボタンが入ってくるのか―

わかりません。

でもありがたい機能なので、このことは文句を言いますまい。

てかWindows7のように、最初から小さくてもまともなボタンにしておいてくれれば、こんな苦労いらないのにな。

「Windows10ではデスクトップボタンは不要」と考えたマイクロソフトの技術者は、複数のタスクを同時進行して、画面がウィンドウでぎっしりになるような仕事はしてないのだろうか。

■一難去ってまた一難

クイック起動を作って一安心と思いきや、次回コンピュータを起動したら、クイック起動がきれいさっぱり消えていました。(なんじゃこりゃー)

この顛末と解決法は別記事で。
Windows10 タスクバーのクイック起動が消える―犯人と解決法

2017年5月13日土曜日

Windows10 タスクバーのクイック起動が消える―犯人と解決法

クイック起動(Quick Launch)―忙しい身にはありがたい、便利な機能です。

よく使うファイル・フォルダ・ソフトを登録しておくと、ボタンを1クリックで起動できます。気持ちいいです。

忙しい身には、いちいち「スタートメニューを開いての~、メニューから探しての~」とか、「デスクトップを開いての~、アイコンをダブルクリックの~」―なんて流暢なことはやってられないですから。

でもこれがWindows10になってから、せっかくのクイック起動の設定が保存できないんです。

苦労して設定すると、一見保存できたようには見えます。それですっかり安心していると―

次回コンピュータの電源を入れたときには―

きれいサッパリ、消えているんです。

タスクバーのクイック起動のあった場所は、うつろな空き地が広がるだけ。何も残っていません。(トホホ)

■犯人

犯人はこいつ→言語バー


■原因

クイック起動バーと言語バーがタスクバーに同居していると、ウィンドウズの起動時にケンカして、なぜかクイック起動バーが負けて、消されてしまうんです。

おいおい、そんなのありかよ。マイクロソフトさんよ。

ケンカなんかさせないで、仲良く同居させてやれよ。

ただし、タスクバーから見えなくなるだけで、クイック起動に登録したものがパーになるわけではないです。

いつでも復元できるようになっているのが、不幸中の幸いというか何というか。

(復元方法はここ)―新規に作り直す方法をとりますが、中身は保存されています。

でもケンカなんかさせないのが一番だけどね。

■対策

言語バーをタスクバーから追い出して、隔離して、二度とケンカしないようにしてやります。

(写真はグーグル日本語バー)

やり方:言語バーを右クリックして、「言語バーの復元」

■あとがき

このバグは、検索すると色々対策らしいのが出てきます。

「Quick Launch のフォルダを別の場所に移動する」とか、「アクセス許可(権限)をいじる」とか。

やってみましたが、全部ダメでした。

今のところは、この記事に書いた対策しかないようです。

しかしケンカの仲裁を自分でやらないでユーザーにやらせるなんて、マイクロソフトも大名商売よのう。

おそらく、おそらくですが、タスクバーの開発者は純粋無垢のアメリカ人で、世界には英語以外の言語があることに思いがいたらず、タスクバーの中に言語バーなる異物が入ってくることは想定だにしてないのでしょう。

○タスクバーにピン留めの欠点

「タスクバーにピン留め」の機能を使えば、クイック起動は不要のように思えます。

おお~っとどっこい、ファイルとフォルダーのショートカットはピン留めできないんです。

(スタートメニューにはピン留めできるって?―そんなの誰が使うの?よっぽどのヒマ人ですか?)

無理矢理タスクバーにピン留めする方法は、あることはあります。

検索すれば出てくるけど、ショートカットを作る手順が面倒で、1個作るのに小一時間位かかりそうで、とてもやってられない。

その点クイック起動なら、デスクトップのショートカットをドラッグ・アンド・ドロップで、あっという間にできます。

クイック起動の勝ち!

■その後

1年以上たちましたが、クイック起動バーが消えるバグはまだ改善されていません。(2018/09/22)

2017年5月10日水曜日

GOM Player(ゴムプレイヤー)でavi動画再生が乱れる―これで解決

無料動画プレイヤーで有名なGOM Playerですが、最新バージョン(2.3.14)ではaviファイルがうまく再生できない場合があるとわかりました。

正確に言うと、正常に再生できるのもあるし、できないものもあります。

できないものはどれ位ひどいかというと、冒頭から色が白黒になって、映像がムンクの「叫び」のように歪んでしまいます。

こっちまで叫びたくなるような、ひどい映像です。

■動作環境

GOMplayer2.3.14
Windows10 Home 64bit

■解決策

GOMplayerの古いバージョン2.1なら、aviは問題なく再生できます。

■無駄な抵抗

この障害の解決策を検索すると、「フィルタの遮断設定」がどうのこうのと出てきます。

言われる通りに設定を色々いじりましたが、どうやってもダメ。

どうやらaviは動画フォーマットの中でも特別な形式のようで、VLCでもおかしなことがありました。
Windows10のVLCでavi動画が回転しない

相手がaviのときは、無駄な努力はやめて、早めにあきらめましょう。

■avi形式について

動画の形式は、AVI・MP4・MOV・MPEG・MKV・WMV・FLV・ASFなど、いやになるほど沢山あります。

その中でavi形式とはどんなものなのか、調べてみました。

これは、マイクロソフトが1992年に開発した古い形式です。

古いといっても、それは今だからそう言えるのであって、当時は時代の最先端を行くバリバリの技術だったはず。

月日は流れ、その間に映像圧縮技術は格段の進歩を遂げました。今となっては、aviは時代に取り残された、いわば、映像ファイル技術のガラパゴスです。

これが、問題が多くて、扱いが難しい理由でしょう。

■あとがき

せっかく撮りためた貴重な映像がムンクの「叫び」に変身してしまった時は、ショックでした。

GOM Playerは新しいバージョンになったらaviが再生できないなんて、いくら相手がaviでも、よくわからない再生ソフトです。

まあ無料だから、さもありなんということで、これ以上文句は言いますまい。


Windows10のVLCでavi動画が回転しない―これで解決


無料動画プレイヤーで有名なVLC media playerですが、avi動画だけ回転しないことがわかりました。

スマホで撮影した動画を見るときは、この機能が使えないと、首をかしげて見るしかないです。(ヤッテラレネー)

■動作環境

VLC2.2.4
Win10 Home 64bit

■代替策

aviはGOMplayer2.2なら回転できます。


■設定

VLCで動画を回転するには、ツールメニューから入って設定します。

ツール>拡張設定>ビデオエフェクト

TransformまたはRotateにチェックを入れればできます。

ところが、avi動画だけは回転できません。

他の設定を色々いじってもダメ。

どうやらaviは動画フォーマットの中でも特別な形式のようです。

あきらめましょう。

2017年5月4日木曜日

テキストエディタ Mery はこれだけ設定しないと使えない―便利に使う初期設定方法

人気の無料テキストエディター Mery をインストールしてみたら、使ってみないとわからないことが色々出てきましたよ。



■既定では無効にしてある機能がいろいろあるので、使う前に設定する必要がある。

○新規保存するファイル名に「.txt」を自動で付ける。

設定方法:初めての保存時に、ファイルの種類の選択で「*.txt」にすると、以後これに固定される。

○Mery 窓の位置と大きさを記憶させる。

設定方法:ツール>オプション>ウィンドウの位置とサイズを復元

○訂正中の漢字変換で下地の文が隠れないようにする。

設定方法:ツール>オプション>「変換中の文字列を挿入モードで入力」

○アウトライン化 

設定方法:ツール>プラグイン>アウトライン

アウトライン見出し用記号設定:ツール>プラグイン>プラグインの設定>Outline>プロパティ>タイプ=カスタムにすると、好きな記号に設定できる。(既定は「.」(ピリオド))

■補足機能

○全文字数表示:Ctrl+Aで下欄に出る。(選択部分の文字数を表示する機能を使う)


■元々ない機能は、逆立ちしても設定できない。

○検索窓を常時表示:不能(あれば便利だがな)

○印刷設定を文書毎に保存する:不能(印刷はやっぱりワープロの仕事か?)

○動きが少し遅い:こんなものとあきらめる。


■分かりにくいところ

○「ポップアップメニュー」(ツール→ポップアップメニューの設定)=編集窓で出る右クリックメニューのこと

○インストール方法が2種類ある―ZIPとインストーラ(exe)

どっちを選べばいいいのか、初心者はまずここで迷う。何が違うのか、小一時間ほどググらないと分からないので、どっちか一つに絞ってほしい。

違いはこれ:

【ZIP版】

Meryのフォルダを自分で決める。解凍したあと、mery.exeのショートカットを自分で作る―上級者向け?

【インストーラ版】

何も考えないでポンポンやって行けばできる。ショートカットのアイコンも自動でできる―初心者向け?
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Mery のダウンロードはこちら(作者サイト)
http://www.haijin-boys.com/wiki/ダウンロード