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2016年5月18日水曜日

プロのパソコンバックアップはこうやる

コンピュータを仕事の道具にしている人なら、パソコンがダウンしたら死活問題ですね。

そこで、私がやっているバックアップ方法を紹介します。

■プロのバックアップ方法

1.プロのHDD使い分け

ウィンドウズのシステムとデータは別のHDDに入れておく。(システムとプログラムは内蔵HDDに入れて、データは外付けのHDDに入れる)

2.プロのHDDバックアップ方法

◯システムディスク:数ヶ月に1回。

◯データディスク:大事なフォルダは、Windowsのバックアップ機能で、USBメモリに毎日バックアップ。さらに、数ヶ月に1回、全データを別の大容量HDDにコピー。これで、データは2重のバックアップができる。

■解説

1.HDDを分ける

プロは、システムとデータを同じHDDに入れるような危ないことはしません。そんなことをしたら、HDDが故障したら、両方ダメになります。

HDDを分けておくと、2台共故障することはまずないので、被害は半分で済みます。

2.システムディスクのバックアップ方法

システムディスクは、セクターまで同じの完全なクローンを作ります。こうしないと、いざというときに起動しません。

クローンはWindowsのバックアップ機能では作れないので、特別のソフトウェアが必要です。

私が使っているのは EaseUS Disk Copy 無料版。以下に詳しく説明します。

■EaseUS Disk Copy

セクター毎にコピーをして、完全に同じHDDを作るソフトです。

そのため、ウィンドウズで実行するのではなく、ウィンドウズよりも1段上の世界で実行します。

これをやるために、EaseUS Disk Copyが入った起動用のCDを自分で焼いて、これでパソコンを起動して、コピーします。

自分で焼いた起動CDを入れて、これから起動するところです。


これでパソコンを起動すると、ウィンドウズではなくEaseUS Disk Copyがいきなり始まり、パソコンにつながっているHDDのリストが出てきます。この中から、コピー元のHDDとコピー先のHDDを指定します。

コピー元:システムディスク
コピー先:USB接続のHDD

所要時間:80GBで2時間弱なので、外出や就寝中にするといいです。

バックアップの頻度:システムディスクはそれほど中味は変わらないので、数ヶ月に1回でいいでしょう。

注意:

1.コピー元とコピー先のHDDは、完全に同じ容量でないといけない

同じ容量の表示でも、0.01GBの単位で違う物があるので、そのときは警告が出ます。

2.コピー先のHDDを間違えないように

間違えると、大事なHDDが上書きされてしまいます。

■最後に

システムディスクのバックアップがあれば、万が一ウィンドウズが壊れたとき、再インストールしなくても、HDDを取り替えるだけでOK。

EaseUS Disk Copyのダウンロードはこちらから
https://jp.easeus.com/disk-copy/home-edition/