■このブログでは、余計なことはダラダラと書きません。すぐ解決できるよう、解決策を先に書いています。

2017年5月13日土曜日

Windows10 タスクバーのクイック起動が消える―犯人と解決法

クイック起動(Quick Launch)―忙しい身にはありがたい、便利な機能です。

よく使うファイル・フォルダ・ソフトを登録しておくと、ボタンを1クリックで起動できます。気持ちいいです。

忙しい身には、いちいち「スタートメニューを開いての~、メニューから探しての~」とか、「デスクトップを開いての~、アイコンをダブルクリックの~」―なんて流暢なことはやってられないですから。

でもこれがWindows10になってから、せっかくのクイック起動の設定が保存できないんです。

苦労して設定すると、一見保存できたようには見えます。それですっかり安心していると―

次回コンピュータの電源を入れたときには―

きれいサッパリ、消えているんです。

タスクバーのクイック起動のあった場所は、うつろな空き地が広がるだけ。何も残っていません。(トホホ)

■犯人

犯人はこいつ→言語バー


■原因

クイック起動バーと言語バーがタスクバーに同居していると、ウィンドウズの起動時にケンカして、なぜかクイック起動バーが負けて、消されてしまうんです。

おいおい、そんなのありかよ。マイクロソフトさんよ。

ケンカなんかさせないで、仲良く同居させてやれよ。

ただし、タスクバーから見えなくなるだけで、クイック起動に登録したものがパーになるわけではないです。

いつでも復元できるようになっているのが、不幸中の幸いというか何というか。

(復元方法はここ)―新規に作り直す方法をとりますが、中身は保存されています。

でもケンカなんかさせないのが一番だけどね。

■対策

言語バーをタスクバーから追い出して、隔離して、二度とケンカしないようにしてやります。

(写真はグーグル日本語バー)

やり方:言語バーを右クリックして、「言語バーの復元」

■あとがき

このバグは、検索すると色々対策らしいのが出てきます。

「Quick Launch のフォルダを別の場所に移動する」とか、「アクセス許可(権限)をいじる」とか。

やってみましたが、全部ダメでした。

今のところは、この記事に書いた対策しかないようです。

しかしケンカの仲裁を自分でやらないでユーザーにやらせるなんて、マイクロソフトも大名商売よのう。

おそらく、おそらくですが、タスクバーの開発者は純粋無垢のアメリカ人で、世界には英語以外の言語があることに思いがいたらず、タスクバーの中に言語バーなる異物が入ってくることは想定だにしてないのでしょう。

○タスクバーにピン留めの欠点

「タスクバーにピン留め」の機能を使えば、クイック起動は不要のように思えます。

おお~っとどっこい、ファイルとフォルダーのショートカットはピン留めできないんです。

(スタートメニューにはピン留めできるって?―そんなの誰が使うの?よっぽどのヒマ人ですか?)

無理矢理タスクバーにピン留めする方法は、あることはあります。

検索すれば出てくるけど、ショートカットを作る手順が面倒で、1個作るのに小一時間位かかりそうで、とてもやってられない。

その点クイック起動なら、デスクトップのショートカットをドラッグ・アンド・ドロップで、あっという間にできます。

クイック起動の勝ち!

■その後

1年以上たちましたが、クイック起動バーが消えるバグはまだ改善されていません。(2018/09/22)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

治った!ありがとう。
クイック起動最高!
ピン留めはクソだ。
ちなみに私もIMEはGoogle日本語です。

匿名 さんのコメント...

言語バーが邪魔な人は 立ち上げたあと タスクバーに入れてやって
PC終了するときに タスクバーから出してやれば ということにもなるね-

わたしは 今日まで 単語登録に shell:quick launch を
 ”く” で登録して ’かきくけこの くです) PC立ち上げるたびに クイック起動バー を いちいち作っていました
感謝 感謝